先日、7年ぶり3回目となるフィリピン・セブを訪れた。
そして改めて思ったのは、旅の思い出は香りとともに記憶に焼き付いている、ということだ。
香りに紐づけて、そして自分の備忘録も兼ねて記事をうまいこと使って残しておこうと思います。(少し時間が空いてしまいました)
Vintry運営の中の人のひとりは、昔からなんだか旅好きで、とりわけ少し混沌とした国々に惹かれ、年に1〜2回は海外旅行へ行っています。(なぜ自分がこういう場所やものごとに知的好奇心をくすぐられるのか、自分でもまだうまく説明できておらず…。これは永遠のテーマなのです…)
7年ぶりに入国すると、まず空港の景色が変わっていた。
私は空港の出口を出た瞬間に感じる、その国特有の空気や香りが大好きで。。
スリランカならまとわりつくような蒸し暑さ。
モンゴルなら、寒すぎて鼻呼吸が難しいほどの冷気だったのを鮮明に覚えている。
(アメリカのボストンは友人曰く、柔軟剤の香りがするらしい。)
そんな「その国らしさ」を感じるのが好きなのですが、今回のフィリピンでは少し違和感が。
あれ…,匂いが薄くなった…?
数年前とは違って整備された空港。きれいな道路。
なんだか以前知っていた、フィリピンと少し違う。
あれ、発達してる……? すごーい。
寂しさと新鮮さを感じながら始まった3泊4日の旅行。
ぬるいクーラー商業施設中に漂う韓国料理の匂い。
少し味の薄い、冷えたビール。
少し心配になるくらいの泥が混じった茶色い匂いがするなと思ったら
自然にできた木のロープに捕まって川に飛び込んで遊ぶ子供達
私たちが乗る船や子供達をベンチで眺めているお腹を出して寝ている現地人

そんな現地でのふとした瞬間に出会す香りによって、
昔の旅の記憶がブワーッと蘇ってきた。

学生時代、英語がさっぱりわからなかった頃。
留学施設で韓国人の同級生たちと朝昼晩を共にしていた。蒸し暑い部屋。2本くらいしか出ない温度調整不可のシャワーとトイレ。あまり効いていないクーラー。汗をかきながら食堂で食べるキムチとごはん。

2回目に訪れたのは2019年の卒業旅行。
お世話になった英語の先生たちの地元へ遊びに行かせてもらった。バーベキューをしたり、実家に招いてもらったり。そして人生で一番衝撃を受けたかもしれないトイレも経験した。
施設の外へ出て、ローカルの暮らしに触れた旅。
ふとした瞬間に感じる匂いは、その時の気温や感情、人との会話まで一緒に連れてくる。
街並みは少し変わってしまっていても、
記憶とリンクさせるのは香りなのかもしれない…?
あれ、、なんだかVintry のコラムにできそうだぞ…?
……なんて思いに耽って歩いていたら、見事に街中でスマホを盗まれてしまったのですが。
(全く話はそれてしまうが、スマホを盗まれてしまったら、即座に諦め、一旦、ご飯と仮眠をとりましょう。そして、そばで見てた仲間は”どうしたい?”と聞いてあげましょう。興奮してるので一定の落ち着きを得ることができます)
同じ国に再び訪れられるほど贅沢なことはないだろう。
旅先を選ぶとき、まだ行ったことのない場所を選びがちだが、もう一度訪れる旅も悪くない気がします。(ちなみに私はホーチミン🇻🇳に絶対再訪したいと常々思っている。好きすぎて、逆に避けてしまってますが。)
夏になりますね。
さあ、お出かけしましょうか。
少しでもみなさんの足取りを軽くできたらいいなと思い、この記事を書いてみました。
おわり。
Writer:Shiori Yamashita